鍼灸治療について

あゆみ堂の鍼灸治療は、
心身の不調やお悩みについて、
渾身丁寧に伺い、
東洋医学(中医学)を使って分析し、
不調の原因と体質を掴んでから心を込めて
お体の負担のないように治療を行っております。
当院は様々なお悩みの方がご来院くださっております。
鍼灸では首肩凝り、腰痛、頭痛や眼精疲労はもちろんですが
内科的な不調(胃痛、胃もたれ、食欲不振などの胃腸症状、呼吸器のトラブル)や女性特有のお悩み(生理痛や生理前後の不調)、膝痛なども得意としております。
色んな所へ通われても原因が分からずに良くならない方、
病院の検査は問題がなくてもお体の不調を感じる方、
東洋医学の治療で何かわかるかもしれません。
中医学(東洋医学)の鍼灸治療はお一人お一人の体質や状態に合わせた完全オーダーメイドの治療方法です。
必要な方にはお食事のアドバイス(食養生)やその他のアドバイスさせていただき、その相乗効果で根本的に良くなるような方向へもっていけるように努めております。
少しでもお体やお心が楽になるように
鍼灸を通して、そのお手伝いができればと思っております。

鍼灸治療の流れ

・問診票と鍼灸治療同意書に記入をしていただきます。
・問診
一番お辛い症状とそれにまつわる事柄全てを細かく伺い、分析して、お悩みの原因と元々の体質を導きます。
問診中にその他の四診として、患部の状態と顔色や声の強弱、動き方、匂いなど様々な事をチェックしています。
・舌診
舌の色や大きさや形や厚み、苔の色や厚さ、亀裂の有無などを診ます。
舌は体の全身状態を表しているため、現在の状況がどのようになっているかを確認する1つの手段でもあります。
ただ、かぜの初期には変化しない事もあります。
舌を見ますので治療の前1時間以内のお食事と舌に色の付くコーヒー、紅茶、葡萄ジュースなどの飲み物や飴などは舌が変わって正確に判断ができなくなるためお控えくださいませ。
・脈診
手首の脈を診ることでお体の状態をある程度掴む事ができます。
今、体が弱っているのか、ストレスが多いのか、気の流れ方が悪いのか、血行が悪いのか、余計な水分が多いのか、逆に血液や体液、エネルギーが少ないのかなど、これ以外にも様々な事を確認していきます。
状態により例外があるため、お体の病変が必ずにも反映する訳ではないので分析の1つとして診ております。
・問診〜脈診、舌診など全てを踏まえて、不調の原因と貴方の体質を分析します。
・鍼灸以外に普段何をしたらよいか、逆にしない方がよい事などお食事についてもアドバイスをいたします。
ご不明な点は小さなことでもお気軽にお尋ねください。
・こちらでご用意した患者着にお着替えしていただきます。
お着替えしていただくのでどのような格好でいらしても大丈夫です。
・鍼灸治療
状態により、鍼かお灸のみか、または鍼灸両方合わせた治療を行います。
・治療後、養生を含めたアドバイスの確認を再度行います。
・お帰りのお支度
・お茶でほっと一息
治療後はとても血行が良くなっています。
いきなり動くとふらつく方もいらっしゃるため、お茶をお飲みながら少し休んでからご帰宅していただきます。

治療間隔や効果について
残念ながら鍼灸は万能ではないため、2週間以上開ける場合は治療効果がなくなるため、根本的な治療はできません。
そのため、根本的な改善をご希望の方は
1〜2週間以内の治療間隔をお勧めしております。
鍼灸をして体が反応するまでに個人差があります。
直後に変化を感じられる方〜遅いと3日後に変化を感じる方もいらっしゃいます。
鍼灸の効果は24時間と言われていますが
状態にもよりますが約一週間位治療効果が持続する方が多いです。
ただ長く患っている方はそれだけ治すのにも時間がかかります。

鍼灸について
鍼灸は主に体の穴(ツボ)に鍼や灸をします。
使うツボによって様々な効果があります。
鍼灸とは東洋医学の治療方法の1つです。
使用する鍼について
鍼は髪の毛ほどのとても細い日本の鍼を使用しています。
鍼を大きくわけますと体に刺す鍼と刺さない鍼があります。
体に刺す鍼とその鍼を乗せるお皿はすべて使い捨てのディスポーサブル鍼と皿を使用していますので衛生的に安心してお受けいただけます。
また刺さない鍼は形状が刺さらないものとなっているため、消毒して使用しています。
お灸について
当院のお灸は温かくてほっこりと気持ちの良いお灸から一瞬、熱っと熱さを感じるお灸まで状態によって使い分けております。
お灸は大まかにご説明しますと軽い火傷をさせることで治癒力を高める治療方法です。
火傷というとびっくりするかもしれませんがお灸をしてもどこにしたのか分からない位のもの〜軽く赤みを帯びる程度です。
稀にその時の体調によっては低温火傷する事もございます。
水泡を作るようなキツイお灸もございますが
当院は基本的にはキツイお灸はいたしません。
煙にはよもぎのエッセンスが含まれており、
科学的にも癒しの効果がございます。
お灸は艾(もぐさ)を使って体の上に直接乗せたり、又は間接的にかざしたりして、温熱効果を期待するものです。
ただ温める訳ではなく、使うツボによって効果も変わっていきます。
ご自宅で簡単にできるお灸もございます。
お灸に使うものは艾(もぐさ)です。
艾(もぐさ)とは、よもぎの葉を乾燥させて、石臼で何度も挽き、よもぎの葉の裏の白い部分(絨毛)を集めたものです。
石臼の挽き加減や熟成具合で、黄金色〜緑色まで様々な種類があり、温感も異なります。
使用する艾(もぐさ)にもこだわっております。日本の老舗艾会社様から熟成された良質の艾を仕入れております。
たまに〇〇のお灸をして欲しいとお問い合わせをいただく事もございます。
体質によってはお灸をしない方がよい方もいらっしゃるのでお灸をするかしないかはお灸のプロである鍼灸師にお任せくださいませ。